アイロンやコテによる熱変性から髪を守るためのポイント3つ

髪を守る

アイロンでストレートに、コテで巻き髪にする人は多いでしょう。

クセが気になるから、巻いた髪が好きだからと毎日セットしていることでしょう。

アイロンやコテを使用する際に気をつけるべきダメージは熱変性です。

熱変性から髪を守るための気をつけるべき注意点を紹介していきます。

 

髪の熱変性とは?

そもそも髪の熱変性とはどのようなものなのかをまず知っておきましょう。

髪の約8割はタンパク質水分が健康な状態で11~14%その他の成分で構成されています。

タンパク質は熱を与えすぎると固まります。

生卵に熱を与えるとゆで卵になるようなものと同じような原理です。

髪内部のタンパク質が集まって固まってしまうと内部に空洞ができて、濡れてキューティクルが開くたびに髪内部の成分や水分が流れ出やすくなります

その結果内部に保持する水分量が5~6%程度になってしまうのです。

この状態になっているダメージ毛のことを熱変性毛と言います。

熱変性毛になってしまうのは熱を与えすぎた場合なのですが、熱変性がおこるのは乾いた状態で130℃ぐらいから、濡れている状態で60℃くらいからはじまっていきます。

これは大事なところなのでしっかり覚えておきましょう。

 

アイロンやコテによる髪の熱変性から髪を守るポイント3つ

熱変性は乾いた状態で130℃ぐらいから、濡れている状態で60℃くらいからはじまると書きましたが、コテやアイロンを髪にはじめてあてた時は冷えている髪にあてるので熱が奪われ約50℃ほど温度が下がります

160℃ではじめてあてた場所は110℃で施術していることになります。

しかし、アイロンの場合同じ場所を何度も施術してしまうと160℃で施術しているのと変わりません。

また、コテはカールを形づけるために巻いて時間を少しおくので同じ場所に留まり徐々に温度が上がります。

しかし温度を下げることによってストレートやカールの持ちが悪くなる、そもそもストレートにならない、カールが作れないという問題がでてくることが考えられます

ダメージをおさえるなら温度を下げる必要がありますし、もちや仕上がりを考えるなら温度を高く設定する必要があります

どちらもメリットデメリットがあるのです。

特に温度を高く設定すれば、技術を気をつけても髪の状態で熱変性する可能性は高くなります。

しかしダメージしてでももちがいい方がいいという人はいるでしょう。

美容室でする施術であれば理解しているあなたとお客様とで話して妥協点を探して落としどころの温度で施術をしていけばいいでしょう。(両方のメリットを叶えるには髪の今現在のダメージなど毛髪診断に適切な処理、薬剤選定と塗り分け、適切な放置時間に温度設定と熱施術などハードルはいくつもあります)

そのかわりどちらをとるにしてもしっかりとした説明の必要があるということを理解しておきましょう。(次のスタイルがパーマなどであればダメージが出にくい方を極力選んでもらうなど)

この温度設定と髪がドライかどうかが熱変性をさせないためのポイントの1つです。

完全ドライの状態で、もちも出来れば重視しつつ熱変性させないようにするためにアイロンであれば170℃で同じ場所を何度も施術しないようにします。

1剤の軟化の見極めも重要になりますし、元の髪のダメージがひどい、猫っ毛などの場合はまだ低い温度でも対応可能)

コテも同様です。

 

ポイントの2つ目は中間処理に必ずCMCを補修しておくことです。

元の髪の状態にもよりますが、1剤で流れ出てしまったCMCを補修しておくことで熱変性でのコルテックス同士の癒着を防いでくれる役割を果たしてくれます。

CMCを補修せずに熱施術(アイロン、デジタルパーマなど)した場合、熱変性して硬い髪質になる可能性が高まるのでしっかり処理しておくようにしましょう。

 

ポイントの3つ目はセットの時が主になりますが、洗い流さないトリートメントやオイル系はアイロンやコテをする前につけないことです。

オイル系は髪表面に膜をはってしまいます。

その膜が邪魔をしてストレートやカールを形づくるのを阻害してしまうのです。

結果思うようなストレートやカールが出ずに何度もアイロンやコテを使用することにつながり、熱変性しやすくなってしまいます

 

  • 適切な温度設定と髪がドライかどうか
  • 中間処理にはCMCの補修
  • 洗い流さないトリートメント・オイルはアイロン・コテの前には使用しない

これらの3つのポイントをしっかりおさえておくことで髪の熱変性をしないように気をつけていきましょう。

 

アイロンやコテによる熱変性から髪を守るためのまとめ

いかがでしょうか?

髪を熱変性から守ることでその後のスタイルチェンジがしやすくなります

熱変性毛にまでなってしまうとパーマのかかりが悪い(状態によっては縮れる)、カラーの染まりが悪い、もしくはムラになる(部位毎の熱変性度合いムラになる)など後の施術に大きく影響を与えてしまう可能性が大きいので注意が必要になることをしっかり理解しておきましょう。

縮毛矯正やデジタルパーマなどの美容室の施術であればあなたが気をつければいいのですが、家でアイロンやコテを毎日使用している方にはしっかり教えていくことも必要になります。

伸びがいいからと8割9割ドライの状態で200℃の温度でアイロンを何度か同じ場所を伸ばしているかもしれません。

とる毛束の量が適切でない場合も無駄にアイロンやコテの回数を増やしているかもしれません。

あなたの説明で熱変性毛を防ぐ可能性が高くなります。

今後あなたが作るスタイルのためにもしっかり理解をして施術や説明をしていきましょう。

 

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