【縮毛矯正編】クセ毛をサラツヤ髪にするためのマストな技術

天使の輪製造技術

縮毛矯正といえばくせ毛がまっすぐでサラツヤ髪に変えられるスタイリングも楽になる便利な技術だと多くのお客様自体がもう知っています。

ひと昔前ならシャキンとまっすぐになるのが縮毛矯正というイメージでしたが、薬剤も改良されつつ美容師の技術にも磨きがかかり叶えられるスタイルの幅が増え、お客様の要望するスタイルも細かくなってきています。

だからこそ縮毛矯正がどんなものかよりしっかり理解することでお客様の要望するスタイルを叶えられるようにしていきましょう。

 

縮毛矯正の仕組み

そもそも縮毛矯正とは本来、縮毛(縮れた毛)やクセの強い毛を直毛にした状態で固定する技術のことです。

読んで字のごとく縮毛を矯正するのですから。

この、直毛にしてという部分が難しかったのですが、ストレートアイロンの技術が確立されてからは縮毛や強いクセ毛を直毛にすることが容易になったからこそ縮毛矯正の需要が増えました。(梅雨があるという日本の気候もありますが)

通常のストレートパーマと縮毛矯正との最大の違いはアイロン処理をするかしないかです。

縮毛矯正の流れを見ていきましょう。

  1. 1剤塗布
  2. 放置時間を置いてチェック後流して中間処理(CMCは特に)
  3. アイロン処理
  4. 2剤塗布

ストレートパーマの工程にアイロン処理がプラスされているだけにみえますよね?

その通りなのですが、前提としてストレートパーマを選択してストレートにする方はあまりクセが強くありません。

ので、1剤の軟化もさせ過ぎないように特に気をつけます。

(縮毛矯正ももちろんそうですが、ストレートパーマの場合は芯が残る程度には軟化させ過ぎないようにします。逆に縮毛矯正はクセがアイロン処理も含めてクセがきれいに伸びるように軟化させますコレホントムズカシイ)

縮毛矯正の場合はもともと縮毛、もしくはクセが凄く強い方などは特にしっかり軟化させます。

今までの施術履歴から毛髪診断をしっかりして選ぶ薬剤はもちろん大事です。

そして何より1剤の軟化還元具合がとにかく大事になります。

軟化させ過ぎてアイロン処理してしまうと今後の施術に影響がでますし、かと言って軟化が足りないとサラツヤストレートになんかなりません。

ストレートパーマ編でも触れましたが、単純作業だからこそ技術に差が出るところです。

同じ薬剤を使うなら最初に塗布したところと最後に塗布したところでも時間に差が出てきます。

頭の中でもネープなど温度が低いところから塗布し始めるのもそのためです。

塗布スピードも管理も大事なのがわかりますよね。

薬剤もストレートパーマと同じ薬剤を使っている美容室は多いことでしょう。

 

結合の切断など、髪内部でおこっている出来事に関しては

【ストレートパーマ編】縮毛矯正とは違う自然なストレートの仕組み

でも詳しく説明しているのでそちらを参考にしてください。

 

縮毛矯正ではアイロン処理(操作)も重視されますが、1剤の軟化還元が最適であればあるほどアイロン処理が早くかつ楽になります。

適度なテンションだけをかけてクセをスムーズに伸ばせるので何度も同じ場所をする可能性も減らせるのでダメージも最低限にすることができます。

髪質や髪の状態は100人いれば100通りあります。

今この髪の最適な軟化や還元がどんなものかをしっかり見極められるようにしていきましょう。

 

縮毛矯正のダメージ

縮毛矯正のダメージもコーミングなどによる物理的なダメージと薬剤による化学的なダメージ、どちらも大事なので気をつけるべきですが、縮毛矯正ではさらに気をつけるべきはアイロン処理する上での熱変性毛への変化です。

 

物理的なダメージや化学的なダメージの要点や特に注意する点は

【ストレートパーマ編】縮毛矯正とは違う自然なストレートの仕組み

で書いてるのでそちらを参考にしてください。

 

ここではアイロン処理でおこるダメージについて書いていきます。

まず1剤処理後の髪はキューティクルも開き、結合も切れているので特に物理的な影響を受けやすい状態です。

テンションをかけるなど1つ1つ髪を扱ううえで注意を払う必要があるということを理解しておきましょう。

アイロンを使ってクセをまっすぐのサラツヤ髪にしていくわけですが、高温域で施術していきます。

多いのが180℃ではないでしょうか?

ダメージ具合によっては160℃くらいを選んでいるかもしれません。

ダメージ具合、1剤の軟化具合、さまざまな要因はありますが、温度を決めたらあとはどのようにアイロン操作をしているかによって熱変性していくかが変わります

髪自体の温度は高くないので、アイロンを1度挟んだ程度ならアイロンの設定した温度から50℃程度は落ちていると思ってもらったらいいでしょう。

熱変性していく温度はドライの状態で130℃くらいからなので、180℃で1発でアイロン処理できれば熱変性しにくくなります。

が、実際に根元から1発でアイロン処理して伸ばしていくのは難しい。

根元は毛流れを見ながら2、3回は挟むことが多くなるでしょう。

中間から毛先に関しては1発でアイロン処理することはそこまで難しくはない。

(1剤の軟化が最適であれば特に)

だからこそ1剤の軟化がとても大切で、その軟化が最適なものになるように毛髪診断が大事になっているということをしっかり理解して欲しい。

これがストレートの施術において何より大事になる。

縮毛矯正で1番メインというか見た目で変わるのはアイロンした後で、アイロンが重要かに見えるけど、実際に大事なのは1剤の軟化が最適かどうか。

最適であればアイロンはおまけだ。

おまけは言い過ぎ(笑)で、アイロンが整えてくれるのは間違いないのだけれど、軟化が最適であればアイロン処理は格段に楽になると思ってもらったらいい。

 

熱変性に関して気をつけるべき点は

アイロンやコテによる熱変性から髪を守るためのポイント3つ

を参考にして欲しい。

 

温度設定やCMCの重要性がわかると思います。

ケミカルを知ることで守られるダメージ度合いが確かにあるということを理解してほしい。コレセツジツ

 

縮毛矯正まとめ

いかがでしょうか?

形を整えて固定するのでサラツヤなストレートを表現できるのが縮毛矯正です。

ストレートパーマとの違いがより明確になったかと思います。

お客様の髪の状態や髪質によってはストレートパーマでしか表現できないスタイルもあります。

そして同時に、縮毛矯正でしか表現できないスタイルもあります。

(朝起き抜けに特に何もしなくても天使の輪ができる技術なんてそうないw)

しっかり違いを理解してお客様の要望に沿ってスタイルを作っていきましょう。

単純作業だからこそ技術に明確な差ができるということもしっかり心に留めてほしい。

きらめく天使の輪をどんどん増やしていきましょう。

 

また、別角度からにはなりますが、くせ毛がうねる悩みについての解決策などに触れた記事もあるので参考にしてみてください。

梅雨にくせ毛がうねりにくい対策とスタイリングが楽で保つ解決策2選

 

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