【クリープパーマ編】リッジをきかせてもう少しを叶えるより良いカール

ゆっくり動く

クリープパーマとよく言われますが、そもそもクリープとはどういうことでしょう?

【ゆっくり動く】【ズレる】というような意味の単語です。

普通に施術をしているとよくわからないかもしれませんが、髪内部でおこっていることまで理解できればこの意味がよくわかります

しっかり理解して使いこなしていきましょう。

 

クリープパーマの仕組み

クリープパーマもウェーブを形成する仕組み自体はほとんどコールドパーマと変わりません。

ただ、中間水洗のあとにクリープ化を行う工程が入るだけです。

それによって一般的なパーマよりもウェーブをしっかり形成してくれます。

パーマのかかる仕組みについては

【コールドパーマ編】基本だからこそ外せないパーマの仕組み

で詳しく書いてますのでそちらを参考にしてください。

 

クリープ化の工程ですが、中間水洗して1剤を流したあとに中間処理で必要な成分を補修したあとドライヤーやスチーム、自然乾燥で時間をおきます。(温度や湿度を調整して15分から20分ほど基本的に熱は加えない前提で行います)

この間に何がおこっているかというと、コルテックスがウェーブの形状に合わせて無理のない安定する場所にゆっくりとズレていっています

そして2剤で再結合させることで、通常のコールドパーマよりもウェーブがしっかりでやすくなります。

通常のコールドパーマでこの工程がない場合には安定した場所にコルテックスが動いていないために元に戻ろうとします

実際に仕上がりでウェーブがだれていたり、かかりが弱いという原因の1つにあげられます。(1剤の反応が適切であると仮定して)

クリープパーマに適しているのは

  • かかりにくい
  • とれやすい
  • しっかりしたカールが欲しい

という方があげられます。

また、薬剤だけに頼らずクリープ化も含めてウェーブを形成するので、お客様の要望によっては比較的弱めの薬剤を選択することも可能です。

そうすることでダメージも最小限におさえることもできます。

また、クリープ化で髪がある程度乾いた状態までもっていって2剤処理をすることで濡れたときと乾かした時のウェーブの差がでずらくなりやすいのでスタイリングもしやすくなるでしょう。

クリープパーマのデメリットとしてはクリープ化の工程があるためにどうしても通常のパーマよりも時間がかかってしまうことです。

その分料金設定を高めにしている美容室が大半になります。

しかしダメージも最小限にでき、ウェーブもしっかり形成しやすくなるクリープパーマはダメージが気になる方やパーマのスタイリングが苦手な方にもスタイルを再現しやすいという大きなメリットがあるということを覚えておきましょう。

 

クリープパーマのダメージ

クリープパーマのダメージは通常のパーマでのダメージの出方とほぼ変わりません

こちらもまだ読んでなければ

【コールドパーマ編】基本だからこそ外せないパーマの仕組み

のダメージのところを参考にしてみてください。

しいてあげるならクリープ化の工程の前の中間水洗がしっかりできているかが重要です。

1剤の流し残しがあるとその部分はクリープ化で時間をさらにおくために1剤の反応が進んでしまいます。

ウェーブにもムラができてしまう可能性もあります。

ロッドに巻き込んでいるので、ロッドの表面はまだしも毛先は中の方です。

ロッドの中に巻き込まれている毛先部分もしっかり流すように気をつける必要があります。

また、クリープ化をどのように行うかによっても変わってきます。

ドライヤーも冷風か温風かで変わりますし、ローラーボールであえて熱を加える、逆に自然乾燥など方法はさまざまです。

お客様の要望によっても選ぶ方法は変わるでしょう。

ダメージの進んでいる毛髪に対して1剤は流しているとはいえドライヤーの温風をもの凄く近くからあてたりしていたらタンパク質が熱変性をおこす可能性もあります

熱を加えてウェーブをよりしっかり形成するというのはホットパーマの考え方になります。

クリープ化は時間と共にコルテックスが安定する場所にゆっくりずれていくのを待っているのです。

ここがしっかり理解できていないと、本来出ないはずのダメージを出してしまうことになってしまうので気をつけるようにしましょう。

 

クリープパーマまとめ

いかがでしょう?

クリープパーマがどのような仕組みなのかが理解できたかと思います。

通常のパーマとの違いがわかることで、どのような方にむいていて、かつ薬剤の選択の時の判断がより適切にできるようになります。

通常のパーマよりも時間はかかるかもしれませんが、その分のメリットもあるということを理解しておきましょう。

 

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