透明感や立体感を出すカラー技術選ぶならバレイヤージュがマストな理由

バレイヤージュ

カラーの技術にもいろいろあります。

単色染め、ダブルカラー、グラデーション、ウィービングにバレイヤージュなどなど。

最近のお客様の要望は細分化し難しくなりつつあります。

出来るだけ髪は傷めたくない。

でもカラーやパーマも出来るだけ楽しみたい。

ツヤも欲しい。

立体感も出したい。

などなど様々なお客様の要望に応える必要があります。

パーマは別としてカラー技術で透明感や立体感を出す場合の種類をあげるとしたらウィービングとバレイヤージュでしょう。

どちらにも長所短所ありますが、私は断然バレイヤージュをおすすめしたい。

バレイヤージュをもし知らない方がいたら覚えて活用してほしい。

 

透明感と立体感を出すカラー技術ならバレイヤージュを断然推す理由

そもそもバレイヤージュとはどんなものであるかを説明しましょう。

フランス語で【ホウキで掃く】という意味をもつバレイヤージュはその名の通りハケをホウキで掃くように使用して塗布する技術です。

1番ベーシックな塗布の仕方はランダムにとった1束の表面のみをホウキで掃くように塗布するのが一般的です。

ウィービングでいうチップの部分の表面のみ塗布するイメージですね。

掃くように塗布するので根元は薄く毛先にいくにしたがって塗布量が多くなります。

そしてとる毛束の間隔をどれほどあけるかによって全体のトーンの調整と立体感を演出してくれるという優れもの。

入れ方によって手ぐしを通すとツヤ感も感じる個人的には最強のカラー技術だと断言してもいいレベルです。

なぜ私がバレイヤージュを推すのか?

そのメリットをあげましょう。

  1. 透明感や立体感を出しやすい
  2. ダメージを最小限に抑えられる
  3. 技術スピードが速い
  4. 伸びた根元が目立ちにくい
  5. 単価アップ

逆にデメリットをあげるとすれば

  1. スタイリストの技術に左右される

という点くらいしか思いつきません。

技術に左右されるのでそこは使いこなさなければ危ういのですが、使いこなせればそれほどメリットに特化している技術なのです。

ウィービングも一緒じゃない?

と思う方もいるかもしれませんが、ウィービングはとったチップを塗布するのに対してバレイヤージュはとった毛束に対して根元付近は毛束の両サイドを塗布しつつ毛先にいくに従って交わらせるようなアレンジなど出来る幅が広い応用の効きやすい技術です。

自然な毛流れを見ながら毛束をとって加減をしながら塗布できるのも仕上がりの立体感が増す理由なのです。

そして技術スピードがウィービングに比べて段違いに速い

何よりも様々なバリエーションに対応しやすい使い勝手がいいのも魅力の1つです。

ウィービングが悪いというわけではありません。

お客様の要望によってはバレイヤージュではなくウィービングでしか作れないスタイルもあります。

私がバレイヤージュを推す理由は普段のカラーのベースにも使える勝手の良さプラス、髪自体をキレイにみせるだけでなく実際にダメージを軽減できるところにもあります。

そして技術料も通常のベタ塗りのカラーに比べて高いので単価アップにもつながる点も美容師にとっては大事なところ。

具体的にどんな時に使うと効果的かを書いていきましょう。

 

バレイヤージュの具体的なお話

まずメリットのからいきましょう。

バレイヤージュは1束1束バランスや毛流れをみながら塗布することができるのでハイライトとして使うならその部分が明るくなることでより動きが強調されます。

また、ローラライトとして使うなら首元や顔周りなど少し多めに毛束を塗布することで引き締め効果も狙えます

明度の組み合わせによってもより立体感が出せるのです。

また、毛先にいくに従って塗布量が多くなることで毛先が自然と明るくなり、透明感が増します

エアリーな感じの仕上がりに自然とすることができるのも最大のポイントです。

 

メリットとメリットのダメージも少なくできる点とスピードが速い点について説明しましょう。

例えば、全頭自然毛の黒髪の方がダメージを少なく7トーンくらいの明るさにしたい方がいるとします。

普通に全体カラーをするなら根元をあけ毛先を塗布、時間を少しおいて根元塗布して・・・という流れでしょう。

これをバレイヤージュでいくと、9トーンのカラー剤を使用。全体に対して毛束をとって塗布していく割合を1/2ほどとする。

ホウキで掃くように塗布するので根元付近の塗布量が薄く、毛先にいくにつれ多くなるので、根元から毛先まで一気にいけます

これで全体のトーンが7トーンにみえるカラーになります。

技術スピードと放置タイムがキモにはなりますが・・・。

ダブルカラーで上から色味を別でのせるなら話は別ですが、この1回でカラーが終わるのなら通常カラーよりも短時間で終わらせることが出来ます。

塗布する場所しない場所とが出来るので、塗布しない場所についてはダメージが出にくい

1/2塗布とすれば単純に考えるとダメージも1/2ですから。

 

メリットの伸びた根元が目立ちにくくなるというのは、スジ状に塗布しているので明るいところと暗いところにすでに分かれているところから新しい黒い髪が伸びるので、単色染めのパッカリと根元と毛先との境目のようになることがなくわかりずらいのです。

リタッチだけでもバレイヤージュは出来ます。

根元のプリンになるのが嫌だという方には特に喜ばれるのでおすすめです。

 

メリットの単価アップは単純に通常の技術料に比べて高い金額設定のためにあがります。

それだけデザイン性や技術が求められます

ちょっとしたハイライト感覚やローライトとして首元、顔周りだけなどポイントでのおすすめも出来るのも魅力の1つです。

ポイントカラーでお客様自体に魅力を知ってもらうのも入りやすい点でもあります。

 

ただし、最大のデメリットスタイリストの技量に左右されるので、どのように毛束をとり、どのように塗布すれば希望とする状態になるかなどしっかり理解をしておくことが大事です。

デザイン性の高い技術でもあるのでセンスも必要になります。

回数こなせばどのようにいれればどんな出方をするかはすぐわかるようになるのでそこまで構えなくても大丈夫です。

最近はよくバレイヤージュという技術を聞くようになりましたが、技術自体は昔からありました。

私が入社してすぐカラーをしてもらったのがハイライトでのバレイヤージュでしたから。

よくスタイリストが私の髪をみせてこんな感じになるけど、と言っておすすめしていました。

スタッフをモデルにしてお客様に提案するのも見た目でイメージできるので良い方法ですよ。

 

自分を売る技術の1つとして他と差別化を図れる

バレイヤージュはデザイン性や透明感、立体感もさることながら根元が伸びても目立ちにくいのでお客様に対して自分というスタイリストに付加価値をつけやすくなります。

お客様自身が一度その価値を知ると、他のスタイリストの技術では満足しにくくなるのです。

すると自然と指名もリピート率も増え、紹介をしてもらいやすくなります

これはカラーに限らずどの技術にも言えることなので、各種技術にたいして自分の強みを持つことも意識していくと良いでしょう。

カラーリストがいるのであれば任せても問題ありません。

アシスタントに任せてもかまいません。

しかしあなた自身が理解をし、お客様にバレイヤージュの魅力とお客様の要望に対する答えとしてその色味からトーンから入れ方を考慮したスタイルを提案さえできれば良いのです。

そして仕上がったお客様のスタイルをお客様自身にしっかり感じとってもらえるようにみせてあげましょう

手ぐしを通してもらったりして立体感や透明感、頭を振ってもらって動いた髪のエアリー感、結べる長さがあるのなら緩くまとめたときに出てくるスジがアクセントになって今までとはうって変わったスタイルにきっと満足してくれるはずです。

伸びてきてもプリンのようにパックリとわかれない根元の境目の分かりにくさも1ヶ月2ヶ月と過ぎた時にお客様自身が実感することでしょう。

ぜひバレイヤージュを使いこなして、他と差別化した自分を売る技術の1つの武器として活用してほしい。

 

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